教職の道を歩ませていただき四十年の歳月を経た現在の所感は「光陰矢の如し」の古言が実感として迫ってきます。
この年月を自分としてはその日その刻を全力を傾注して過ごした様な感もありますし、広大無辺な時の流れに為す事もなく経過したようにも思われます。
然し自らの存在する證として自己の歩みを三部作にまとめてみました。
第一部は西秋留小学校三年間の「学校だより」で家庭に配布した記事を載せました。
第二部は近頃まとめた駄作の歌詞を心臓強く集めてみました。
第三部はつまらない物語を載せましたが、私自身興味と関心があり真剣に取り組んだつもりです。
皆様方の暖かいご叱(しっ)正とご指導を賜ればありがたいと思います。
昭和六十二年一月
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